概要

テキストログ・イベントログをリアルタイムに暗号化送信
テキストログ、イベントログを監視し、LogGateに送信するクライアントツールです。

ログをリアルタイムに送信可能

テキスト形式のログファイルやWindowsイベントログをリアルタイムにLogGateへ転送することができます。

独自プロトコルによるログ落ち防止

ログ転送に最適化された独自転送プロトコルである 「LLTP」を利用することで、ログ落ち(ロスト)を完全に防止することができます。

シンプル機能・低負荷

出力されているログを転送する、機能に特化したシンプルなプログラムなので導入先のサーバのCPUやメモリリソースの消費を最小限にしてログ転送を行います。

機能内容
ログのTCP送信機能信頼性の高いTCPでログを送信することができます。
ログ送信切り換え機能送信先へ接続できない場合、接続先を切り換えて送信することができます。
システム高負荷時の動作抑制機能ログ・ソース(ログ収集対象)が高負荷となったとき、
メインのサービスの稼動に影響しないよう、ログ送信を一時抑制します。
ブロックログの送信機能複数行で1つの意味を持つログを解析し、1行のログとして送信することができます。
ローテートログの送信機能ローテートされたログファイルを追跡し、ログを送信することができます。
送信ログのフィルタ機能キーワードによるログのフィルタリングを行い、必要なログのみ送信することができます。

動作環境

▼ソフトウェア要件(ログ収集対象)

Java版Agentのソフトウェア要件(ログ収集対象)は以下のとおりです。

項目要件
OS• Windows 10 (32bit版/64bit版)
• Windows 11 (64bit版)
• Windows Server 2016 (64bit版) (*1)
• Windows Server 2019 (64bit版) (*1)
• Windows Server 2022 (64bit版) (*1)
• Windows Storage Server 2016 (64bit版) (*1)
• Red Hat Enterprise Linux 7 (64bit版) (*2)
• Red Hat Enterprise Linux 8 (64bit版) (*2)
• Red Hat Enterprise Linux 9 (64bit版) (*2)
• Oracle Solaris 11 (SPARC)
• HP-UX 11i v3
JRE (*4)• OpenJDK 11 (11.0.20.1+8)
• OpenJDK 8 (8u382-b05)
• HP-UX Java 8 (1.8.0.26)
Logstorage本体基本的には全てのバージョンのLogstorageに対応します。
詳細は、 2.3 「Java版AgentとLogstorage本体バージョンとの関連について」, p.6 をご参照ください。
*1:Server Coreには未対応です。
*2:RHEL互換のOSについてはベストエフォートにてサポートします。
*3:利用可能なOSとの組み合わせについては 3.1.1 「OS/JREの対応表」, p.10 をご参照ください。
▼OS/JREの対応表
OS要件
• Windows 10 (32bit版/64bit版)
• Windows 11 (64bit版)
• Windows Server 2016 (64bit版)
• Windows Server 2019 (64bit版)
• Windows Server 2022 (64bit版)
• Windows Storage Server 2016 (64bit版)
• Red Hat Enterprise Linux 7 (64bit版)
• Red Hat Enterprise Linux 8 (64bit版)
• Red Hat Enterprise Linux 9 (64bit版)
• OpenJDK 11 (同梱)
• Oracle Solaris 11 (SPARC)• OpenJDK 8
• HP-UX 11i v3• HP-UX Java 8
▼ハードウェア要件

Java版Agentのハードウェア要件は、使用するOSのハードウェア要件に準じます。
以下は、弊社が想定する標準的なハードウェア構成の例です。

項目要件
CPUx86互換CPU 2.0GHz以上 コア数2コア以上
メモリ1GB以上
運用時の空きディスク容量1GB以上(LLTP利用時、またはスワップ機能有効時)

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