概要

Logstorage Access Check 連携パックは、Access Checkからログを自動収集するモジュールと、Access Checkのログを解析する条件定義ファイルを含む、Logstorageのオプション製品です。
パッケージ内容・収集モジュール
・ログフォーマット定義・タグ定義
・検索・集計・レポート・カラムセットに関するテンプレート
SecureCube Access Check とはSecureCube Access Check は特権IDの安全な利用とリスクの可視化を支援する特権ID管理ツールです。
詳細は https://www.nri-secure.co.jp/service/solution/accesscheck.htmlをご覧下さい。
収集
Access Check のログ
Logstorage Access Check 連携パックは、下記 Access Check のログ収集をサポートします。
バージョン | 収集対象ログ | ファイル名 |
---|---|---|
4.0 / 4.1 | アクセスログ | d_report_accesslog.yyyyMMdd.csv |
4.2 / 4.3 / 4.4 / 4.5 / 4.5.3 | アクセスログ アクセス申請一覧 アクセス申請時間超過アクセス履歴 アクセス申請機能による規制履歴 | d_report_accesslog.yyyyMMdd.csv d_report_applicatelist.yyyymmdd.csv d_report_accesstimelimithistory.yyyymmdd.csv d_report_accessrulehistory.yyyymmdd.csv |
5 / 5.1 / 5.2 | アクセスログ アクセス申請一覧 アクセス申請時間超過アクセス履歴 アクセス申請機能による規制履歴 | d_report_accesslog.yyyyMMdd.csv d_report_accessapplicatelist.yyyymmdd.csv d_report_accesstimelimithistory.yyyymmdd.csv d_report_accessrulehistory.yyyymmdd.csv |
5.3 / 5.6 | アクセスログ アクセス申請一覧 アクセス申請時間超過アクセス履歴 アクセス申請機能による規制履歴 グローバル管理者画面の操作履歴 管理者画面の操作履歴 マスタ管理者画面の操作履歴 ログイン履歴(グローバル管理者) ログイン履歴(監査者) ログイン履歴(管理者) | d_report_accesslog.yyyyMMdd.csv d_report_accessapplicatelist.yyyymmdd.csv d_report_accesstimelimithistory.yyyymmdd.csv d_report_accessrulehistory.yyyymmdd.csv globaladmin_weblog_yyyyMMddHHmmssSSS.csv admin_weblog_yyyyMMddHHmmssSSS.csv mstadmin_weblog_yyyyMMddHHmmssSSS.csv globaladmin_loginlog_yyyyMMddHHmmssSSS.csv audit_loginlog_yyyyMMddHHmmssSSS.csv admin_loginlog_yyyyMMddHHmmssSSS.csv |
Access Check 以外の収集対象のログ
Logstorageは、Access Check 以外の収集対象のログ管理もサポートしています。
システム環境やログの特性に合わせ、複数の収集方式を組合わせることができます。
収集先 | 収集方法 |
---|---|
ファイルレシーバ | クラウド専用コレクタで、ログを定期収集、ファイルレシーバに送信 |
Logstorage ELCで、ログを定期収集、ファイルレシーバに送信 | |
ファイルレシーバが、ファイル共有されたログを定期受信 | |
FTPレシーバ | Logstorage SBTで、ログをバッチ読み込み、FTPレシーバに送信 |
LLTPレシーバ | Logstorage Agentで、ログをリアルタイム収集、LLTPレシーバにリアルタイム送信 |
Syslog UDPレシーバ | Syslogレシーバが、Syslogプロトコルをリアルタイム受信 |
Syslog TCPレシーバ | |
Syslog TLSレシーバ | |
SNMPレシーバ | SNMPレシーバが、SNMPトラップをリアルタイム受信 |
テキスト形式で出力されるログはすべて収集可能です
Logstorage Agentは、集中管理ツールによって集中管理することができます。
GUI版:Logsource Controller
CUI版:Agent 集中管理ツール
ログの収集実績例はこちらからご確認いただけます。
収集実績一覧
保管
Logstorageは、収集したログを最大1/10に圧縮し、堅固なAESやBlowfish等の暗号化方式で、安全に保管することができます。
機能 | 概要 |
---|---|
ログ圧縮保管機能 | Logstorageは、収集したログを最大で10分の1に圧縮して保管します。 ログ保管に用いるストレージのコストを大幅にカットできます。 |
ログ暗号化機能 | Logstorageは、AESやBlowfishなどの暗号方式を用い、 収集したログを暗号化して保管する事が可能です。 |
ログの改ざん検出機能 | Logstorageは、収集したログデータに対するハッシュ値を管理しており、 これを用いる事でログが改ざんされている、或いは改ざんされていない事の証明が可能です。 |
ログのアーカイブ機能 | Logstorageは、一定期間を超えたログデータをアーカイブできます。 OSのスケジューラー等に登録することで自動的にアーカイブが可能です。 |
ログフォーマット定義機能 | ログフォーマット定義機能は、Logstorageで収集したログの項目に対して、 意味付け・タグ付けを行う機能です。 |
グループ・ユーザ管理機能 | グループ・ユーザ管理機能は、グループ・ユーザ単位に、利用できる機能や、 アクセスできるログについて権限設定ができる機能です。 |
マスタ連携機能 | マスタ連携機能は、ログ収集時に、ログとマスタ情報との紐づけを行うことで、 ログに含まれない情報を付加できる機能です。 |
ログフォーマット自動解析機能 | ログフォーマット自動解析機能は、レシーバがログを受信した段階で自動的にログフォーマットを解析し、 アプリケーション、アクション、メッセージパラメータとして自動登録する機能です。 |
分析
分析方法
Logstorageでは多様な分析方法を用意しています。分析イメージは各ページからご確認いただけます。
機能 | 概要 |
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検索 | 全てのログを横断追跡 |
集計 | ログから全体の兆候を分析 |
検知 | 異常な兆候をリアルタイムに検知・通知 |
レポート | モニタリングを自動化 |
インサイト | ログの統計分析をダッシュボード上から確認可能 |
労務管理レポート | 出退勤に関する従業員の自己申告データとLogstorageに取り込んだログを突合確認 |
突合コマンドオプション | コマンドを利用して外部データの情報をログに付与して転送可能 |
Access Check のログ分析
Logstorage Access Check 連携パックによって分析できる内容です。
AccessCheckレポート一覧 |
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アクセスログ |
アクセス申請一覧 |
アクセス申請時間超過アクセス履歴 |
アクセス申請機能による規制履歴 |
グローバル管理者画面の操作履歴 |
管理者画面の操作履歴 |
マスタ管理者画面の操作履歴 |
ログイン履歴(グローバル管理者) |
ログイン履歴(監査者) |
ログイン履歴(管理者) |
Access Checkのログに関する分析例はこちらからご確認いただけます。
(画像クリックで拡大)
動作環境
下記表に記載されているアプリケーションのバージョンに対応します。
アプリケーション | 対応バージョン |
---|---|
Logstorage (4.2以上) | Access Check (5.2まで) |
Logstorage (8.0以上) | Access Check (5.3移行) |
Access Check | 4.0 / 4.1 / 4.2 / 4.3 / 4.4 / 4.5 / 4.5.3 / 5 / 5.1 / 5.2 / 5.3 / 5.6 |
収集ツール ELC | 2.8.0 以上 |