システム概要

Logstorage(ログストレージ)は、サーバーやネットワーク機器等の企業内のあらゆる情報システムから出力されるログデータを、収集・保管・分析するシステムです。
収集
Logstorageは、多様な収集対象のログ管理をサポートしています。
システム環境やログの特性に合わせ、複数の収集方式を組合わせることができます。
収集対象/収集内容 | 収集方法 | 必要なツール | 収集先 |
---|---|---|---|
クラウドサービス テキストログ | クラウド専用モジュールによる収集 | クラウド専用モジュール | Fileレシーバ |
Unixサーバコマンド 実行結果 Windowsサーバ/Vmware/Net App/EMC イベントログ | ELCによる自動収集 | Logstorage ELC | |
Windows/Linux テキストログ | ファイル共有によるリアルタイム収集 | - | |
NW機器 | SNMPによるリアルタイム収集 | - | SNMPレシーバ |
Windows/Linux テキストログ | SBTによるバッチ転送 | Logstorage SBT | FTP/FTPSレシーバ |
Windows テキストログ イベントログ | Agentによるリアルタイム収集 | Logstorage Agent | LLTPレシーバ |
ルータ/IDS/ファイアウォール テキストログ Linux Syslog | Syslogによるリアルタイム収集 | - | Syslogレシーバ |
テキスト形式で出力されるログはすべて収集可能です
Logstorage Agentは、集中管理ツールによって集中管理することができます。
GUI版:Logsource Controller
CUI版:Agent 集中管理ツール
ログの収集実績例はこちらからご確認いただけます。
収集実績一覧
保管
Logstorageは、収集したログを最大1/10に圧縮し、堅固なAESやBlowfish等の暗号化方式で、安全に保管することができます。
機能 | 概要 |
---|---|
ログ圧縮保管機能 | Logstorageは、収集したログを最大で10分の1に圧縮して保管します。ログ保管に用いるストレージのコストを大幅にカットできます。 |
ログ暗号化機能 | Logstorageは、AESやBlowfishなどの暗号方式を用い、収集したログを暗号化して保管する事が可能です。 |
ログの改ざん検出機能 | Logstorageは、収集したログデータに対するハッシュ値を管理しており、これを用いる事でログが改ざんされている、或いは改ざんされていない事の証明が可能です。 |
ログのアーカイブ機能 | Logstorageは、一定期間を超えたログデータをアーカイブできます。OSのスケジューラー等に登録することで自動的にアーカイブが可能です。 |
ログフォーマット定義機能 | ログフォーマット定義機能は、Logstorageで収集したログの項目に対して、意味付け・タグ付けを行う機能です。 |
グループ・ユーザ管理機能 | グループ・ユーザ管理機能は、グループ・ユーザ単位に、利用できる機能や、アクセスできるログについて権限設定ができる機能です。 |
マスタ連携機能 | マスタ連携機能は、ログ収集時に、ログとマスタ情報との紐づけを行うことで、ログに含まれない情報を付加できる機能です。 |
ログフォーマット自動解析機能 | ログフォーマット自動解析機能は、レシーバがログを受信した段階で自動的にログフォーマットを解析し、アプリケーション、アクション、メッセージパラメータとして自動登録する機能です。 |
分析
Logstorageでは多様な分析方法を用意しています。分析イメージは各ページからご確認いただけます。
機能 | 概要 |
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検索 | 全てのログを横断追跡 |
集計 | ログから全体の兆候を分析 |
検知 | 異常な兆候をリアルタイムに検知・通知 |
レポート | モニタリングを自動化 |
インサイト | ログの統計分析をダッシュボード上から確認可能 |
労務管理レポート | 出退勤に関する従業員の自己申告データとLogstorageに取り込んだログを突合確認 |
突合コマンドオプション | コマンドを利用して外部データの情報をログに付与して転送可能 |
ライセンス体系
Logstorageはログの収集量に応じて製品体系を5種類用意しています。
