概要

Logstorage iDoperation 連携パックは、iDoperationからログを自動収集するモジュールと、iDoperationのログを解析する条件定義ファイルを含む、Logstorageのオプション製品です。

パッケージ内容・収集モジュール
・ログフォーマット定義・タグ定義
・検索・集計・レポート・カラムセットに関するテンプレート

iDoperationとはiDoperation は特権IDの安全な利用とリスクの可視化を支援する特権ID管理ツールです。
詳細は https://www.ntt-tx.co.jp/products/idoperation/をご覧下さい。

収集

iDoperation のログ

Logstorage iDoperation 連携パックは、下記 iDoperation のログ収集をサポートします。

iDoperation出力
ファイル名
Logstorage
使用ツール
Logstorage
取り込み方式
Logstorage
アプリケーション名
Logstorage
アクション名
web.logLogstorage AgentLLTPレシーバiDoperation操作ログWeb Console操作
ac.logiDoperation Client操作
workflow.log特権ID貸出承認操作
target_accesses_
yyyyMMddhhmmss.csv
Logstorage SBTScriptHandleriDoperationターゲット
ログ
ターゲットアクセス
target_failed_logins_
yyyyMMddhhmmss.csv
ターゲットログイン失敗
auto_login_operations_
yyyyMMddhhmmss.csv
iDoperationアカウント
操作履歴
オートログイン操作
account_operations_
yyyyMMddhhmmss.csv
ターゲットアカウント操作
login_permission_
operations_
yyyyMMddhhmmss.csv
アカウント利用設定操作
Audit report on
privileged access_
yyyyMMddhhmmss.csv
CsvHandleriDoperationレポート特権IDの利用点検
Access history report_
yyyyMMddhhmmss.csv
アクセス履歴
Failed login
history report_
yyyyMMddhhmmss.csv
ログイン失敗履歴
Audit report on Access
Control changes_
yyyyMMddhhmmss.csv
アカウント利用設定操作
点検
History report on server
account changes_
yyyyMMddhhmmss.csv
アカウント操作履歴

iDoperation 以外の収集対象のログ

Logstorageは、iDoperation 以外の収集対象のログ管理もサポートしています。システム環境やログの特性に合わせ、複数の収集方式を組合わせることができます。

収集先収集方法
ファイルレシーバクラウド専用コレクタが、ログを定期収集、ファイルレシーバが、ファイル共有されたログを定期受信
Logstorage ELCが、ログを定期収集、ファイルレシーバが、ファイル共有されたログを定期受信
ファイルレシーバが、ファイル共有されたログを定期受信
FTPレシーバLogstorage SBTが、ログをバッチ読み込み、FTPレシーバに送信
LLTPレシーバLogstorage Agentが、ログをリアルタイム収集、LLTPレシーバにリアルタイム送信
Syslog UDPレシーバSyslogレシーバが、Syslogプロトコルをリアルタイム受信
Syslog TCPレシーバ
Syslog TLSレシーバ
SNMPレシーバSNMPレシーバが、SNMPトラップをリアルタイム受信

Logstorage Agentは、集中管理ツールによって集中管理することができます。
Logsource Controller

ログの収集実績例はこちらからご確認いただけます。
収集実績一覧

保管

Logstorageは、収集したログを最大1/10に圧縮し、堅固なAESやBlowfish等の暗号化方式で、安全に保管することができます。

機能概要
ログ圧縮保管機能Logstorageは、収集したログを最大で10分の1に圧縮して保管します。
ログ保管に用いるストレージのコストを大幅にカットできます。
ログ暗号化機能Logstorageは、AESやBlowfishなどの暗号方式を用い、
収集したログを暗号化して保管する事が可能です。
ログの改ざん検出機能Logstorageは、収集したログデータに対するハッシュ値を管理しており、
これを用いる事でログが改ざんされている、或いは改ざんされていない事の証明が可能です。
ログのアーカイブ機能Logstorageは、一定期間を超えたログデータをアーカイブできます。
OSのスケジューラー等に登録することで自動的にアーカイブが可能です。
ログフォーマット定義機能ログフォーマット定義機能は、Logstorageで収集したログの項目に対して、
意味付け・タグ付けを行う機能です。
グループ・ユーザ管理機能グループ・ユーザ管理機能は、グループ・ユーザ単位に、利用できる機能や、
アクセスできるログについて権限設定ができる機能です。
マスタ連携機能マスタ連携機能は、ログ収集時に、ログとマスタ情報との紐づけを行うことで、
ログに含まれない情報を付加できる機能です。
ログフォーマット自動解析機能ログフォーマット自動解析機能は、レシーバがログを受信した段階で自動的にログフォーマットを解析し、
アプリケーション、アクション、メッセージパラメータとして自動登録する機能です。

分析

分析方法

Logstorageでは多様な分析方法を用意しています。分析イメージは各ページからご確認いただけます。

機能概要
検索全てのログを横断追跡
集計ログから全体の兆候を分析
検知異常な兆候をリアルタイムに検知・通知
レポートモニタリングを自動化
インサイトログの統計分析をダッシュボード上から確認可能
突合コマンドオプションコマンドを利用して外部データの情報をログに付与して転送可能

iDoperation のログ分析

Logstorage iDoperation 連携パックによって分析できる内容です。

iDoperationレポート一覧
iDoperation操作ログ・Web Console操作
・iDoperation Client操作
・特権ID貸出承認操作
iDoperationターゲットログ・ターゲットアクセス
・ターゲットログイン失敗
iDoperationアカウント操作履歴・オートログイン操作
・ターゲットアカウント操作
・アカウント利用設定操作
iDoperation各種レポート・特権IDの利用点検
・アクセス履歴
・ログイン失敗履歴
・アカウント利用設定操作点検
・アカウント操作履歴

iDoperationのログに関する分析例はこちらからご確認いただけます。
(画像クリックで拡大)

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