Insight PISOとは?
Insight PISOは、多様なデータベース製品のアクセスログや監査ログを取得して蓄積する監査ツールです。監査ログ取得エージェント「Target」と監査ログ蓄積マネージャ「Manager」を備えています。それらにより、アクセスログを低負荷で取得できたり、蓄積した監査ログから特定ログを検索できたり、監視ルールに反する操作やアクセスを検知できたりします。Insight PISOを利用することで、監査運用コストの削減やデータセキュリティの向上などに繋がります。Insight PISOが取得するログ
Insight PISOには、2種類のログ取得モジュールがあり、それぞれ取得できる情報が異なります。種別 | 概要 | 取得できる情報例 |
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SQL Collector | SQL情報をメモリ領域から取得 | ・OS/DBユーザ ・接続時間 ・オブジェクト ・SQL文 ・実行回数 ・プロセスID など |
Session Collector | Oracleの内部表から、SQL情報以外を取得 | ・ログオン成功/失敗 ・ログオン接続時間 ・DDL成功/失敗情報 ・失敗DML など |
Insight PISOが記録したログの活用をサポートする「Logstorage」
Insight PISOは単体でも非常に有益ですが、統合ログ管理システムの「Logstorage」を併用することで、より効果的にログを活用できる場合があります。Logstorageとは
様々なシステムに異なるフォーマットで散在するログを管理・分析する純国産の統合ログ管理システムです。内部統制、情報漏えい対策、サイバー攻撃対策、システム運用監視など多様な目的に対応できる、統合ログ分野でのデファクトスタンダード製品です。官公庁や金融業、通信業を中心に5100社以上が導入しており、統合ログ管理ツール分野シェア17年連続No.1となっています。
できること | 概要 |
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柔軟なレポーティング | Insight PISOが記録したログに対するレポートテンプレートを備えています。 また、レポート内容を自由にカスタマイズできます。 定期的にレポートを自動出力できるため、モニタリング業務の効率化にも繋がります。 |
他のシステム・機器とのログ統合 | 異なるフォーマットを持つログの違いを吸収し、統合的・横断的に扱う事が可能です。 例えば「Insight PISOが記録したログ」と「入退出管理システム」、 「各種システムの認証ログ・操作ログ」などを統合し、横断的な検索・分析が可能となります。 |
ログの長期保存、原本性の証明 | Insight PISOが記録したログを自動収集して長期間保管できます。 ログに対して電子署名を生成する機能により、ログの原本性を証明できます。 |