

社名:ハンズラボ株式会社
業種:情報通信業
従業員規模:100名以下
導入製品:Logstorage for AWS
ハンズラボ株式会社(以下、ハンズラボ)は、株式会社東急ハンズのシステム開発や小売業向けシステムの外販ビジネスを展開する、リテール特化型ITソリューション企業です。 2010年よりシステム基盤としてAWSを本格採用し、現在ではAWS Summitでも講演されるほどのAWSヘビーユーザーですが、AWS上で生成されるあらゆるログデータを「収集・解析」「保管」「検索・分析」「レポート」する目的から、このたび統合ログ管理システムとして「Logstorage for AWS」を採用いただきました。構築から運用まで携わったITエンジニアの鹿倉様と、マーケティング担当の青木様にお話を伺いしました。
導入の背景
東急ハンズの基幹システム開発や運用保守、小売業向けシステムの外販を行っています。
内部統制・PCI DSS対応が主な目的で、AWS上のログデータを素早く検索できるようにするためです。エンジニア全員がAWSを使用しており、だれが・いつ・どこで・何を行ったのか、を監視する必要がありました。また、全てのログを一箇所で統合管理するために導入をしました。
選定のポイント
cloudpack(アイレット株式会社)様とID管理方法などディスカションしているときに、知りました。
他製品との比較はしていません。信用できる会社様からの紹介なので、すでに彼らが選定をしているからです。詳しい人に教えてもらうのが一番良い方法です。
ハンズラボが提供するソリューションはAWSをフル活用していますが、AWS上で生成されるログデータの統合的な管理が行えておらず、ログを集中管理し、有事の際に原因追及・対応する必要があったので採用しました。
システムの導入と効果について
特に苦労無く導入することができました。当初は「Logstorage for AWS」にAMI版あることを知らなかったので、導入作業を面倒に感じることもありましたが、AMI版を利用するようになってからはスムーズに導入が進みました。
複数アカウントのログを集中管理でき、調べたい情報(検索結果)を得るスピードが格段に向上しました。 「Logstorage for AWS」に含まれる有用なテンプレートも使用していますが、任意の検索条件を容易に作成することもできるので、目的に応じ活用しています。
ログ収集についてはリアルタイムに近い状況(15分~1時間に1回ぐらい)で行っていますが、「Logstorage for AWS」の管理コンソールからのログ確認は頻繁に行っていません。むしろ確認については管理コンソールではなく、他のコミュニケーションツールと連携し活用しています。例えば特権ユーザーがログインしたというログが記録された場合に、コミュニケーションツールでアラートをうけ、疑わしい(悪意が)あるようであれば管理コンソールから詳細を確認します。
今後の展望
テンプレートに使用されている単語がAWS独自のものとなっているのでそれらをもっとわかりやすい単語に置き換えていただきたいです。単語も英語のままなので、そちらを日本語化していただけるとより使いやすいと思います。また、管理コンソールのUI/UXの改善にも今後期待いたします。

引き続き皆さまのご期待に添うよう、新機能追加等を含め魅力ある製品の開発に努めてまいります。本日は貴重なお時間を頂戴しありがとうございました。
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会社名 | ハンズラボ株式会社 |
本社所在地 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿6-27-30 新宿イーストサイドスクエア West 3F |
設立 | 2013年4月1日 |
代表取締役社長 | 長谷川 秀樹 |
主な事業内容 | ITソリューション事業 |
URL | https://www.hands-lab.com/ |
<今回の取材にご協力いただいたお客様>
ハンズラボ株式会社
イノベーショングループ ITエンジニア 鹿倉 秀太様
イノベーショングループ マーケティング担当 青木 由佳様
ご協力ありがとうございました。
2017年3月掲載。本事例に記載の情報は取材時のものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があることをご了承ください。