■ 新機能:
▼ AWS PrivateLink for Amazon S3 に対応
・Amazon S3 のインタフェース型 VPC エンドポイントの利用が可能となりました。
・詳細はインストールマニュアル「付録N. VPCエンドポイント経由でログを収集する」をご覧ください。
▼ AWS Billing コストと使用状況レポートの新フィールドに対応
・コストと使用状況レポートに追加された以下の新フィールドに対応しました。
「bill/InvoicingEntity」 (請求発行者)
・また、新たに以下のフィールドをコストと使用状況レポートの出力項目に追加しました。
「pricing/RateCode」 (レートコード)
「pricing/RateId」 (レート ID)
「pricing/currency」 (通貨)
・上記変更に伴い、対応するログフォーマット定義および設定テンプレートを更新しました。
■ 修正・変更点:
▼ Amazon CloudWatch Logs ログ収集モジュールの実行間隔の制約撤廃
・2021年12月08日付で弊社 Web サイトの「Logstorage Cloud Solutions サポート情報」に記載した下記の事象に対する対応として、Amazon CloudWatch Logs の最新の API 仕様に追従する新たな修正を行ないました。
Logstorage対応パック for AWS / Amazon CloudWatch Logs コレクタのログ収集が停止する事象について【2021/12/08更新】
https://logstorage.com/2021/12/08/11943/
・これに伴い、「Amazon CloudWatch Logs コレクタのログ収集停止事象に対する対応」の対応により生じていた、Amazon CloudWatch Logs ログ収集モジュールの実行間隔 (24 時間未満) の制約が撤廃されます。
▼ 通信タイムアウトパラメータの追加
・AWS サービスとの通信におけるタイムアウトパラメータ (connection_timeout, socket_timeout)を追加しました。
・ログ収集モジュールの設定項目の詳細については、インストールマニュアル「E.1.1. 共通設定項目」をご覧ください。
・AWS Config スナップショットレポートのパラメータの詳細については、インストールマニュアル
「F.1. awsconfig_snapshot_report.bat(sh)のパラメータ」をご覧ください。
▼ ログ出力ライブラリ log4j の廃止
・AWS Config スナップショットレポートで使用していたログ出力ライブラリを、log4j からlogback に変更しました。
▼ 不要な converter スクリプトの削除
・パッケージに含まれていた不要な converter スクリプトを削除しました。
・これによりパッケージ内の aws/module/converter フォルダが無くなりました。
▼ 設定テンプレート更新
・設定テンプレートに以下の変更を行いました。
– 各種条件の期間指定を 2022 年に変更
– Billing
– 「AWS Billing コストと使用状況レポートの新フィールドに対応」 に記載のフィールドのメッセージパラメータおよび、タグ定義を追加
▼ バンドルモジュール・アップデート
・OpenJDK 11.0.14.1 (build 11.0.14.1+1)をバンドルしました(*1)。
(*1)下記のコミュニティが提供するソフトウェアを指します。
AdoptOpenJDK Community(https://adoptopenjdk.net)