Logstorage バージョン情報

Logstorage Secure Batch Transfer Ver. 1.7.0 リリース

■ 新機能

▼ 対応プラットフォーム追加

・Logstorage Secure Batch Transfer をご利用頂けるOSとして、以下のOSを追加しました。

 - Windows Server 2022

– Windows 11

■ 修正・変更点

▼ パッケージの構成変更

・外部ライブラリを logstorageSBT.jar に含めない構成に変更しました。

・以下、変更後のパッケージ構成です。

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${インストールディレクトリ}
├ logs/ … 動作ログ出力ディレクトリ
├ jre/ … JRE格納ディレクトリ
├ license/ … 外部ライブラリライセンス格納ディレクトリ
├ lib/ … ライブラリ格納ディレクトリ
│ ├ logstorageSBT.jar
│ ├ commons-cli-1.5.0.jar
│ ├ commons-io-2.11.0.jar
│ ├ commons-net-3.6.jar
│ ├ jcl-over-slf4j-1.7.35.jar
│ ├ log4j-over-slf4j-1.7.35.jar
│ ├ logback-classic-1.2.10.jar
│ ├ logback-core-1.2.10.jar
│ └ slf4j-api-1.7.35.jar

├ logback.xml … 動作ログ用設定ファイル
├ logstorageSBT.bat(.sh) … プロセス管理スクリプト
└ logstorageSBT.properties … SBT設定ファイル
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▼ バンドルJDKのアップデート

・OpenJDK 11.0.14.1(build 11.0.14.1+1) をバンドルしました(*1)。

▼ ログ出力ライブラリをlogbackに変更

・ロギングライブラリを log4j ⇒ logback に変更しました。

・デフォルト値を以下に変更しました。
– 出力先を SBTインストール直下 ⇒ SBTインストール/logs に変更しました。
– ファイル名を logstorageSBT.log ⇒ logstorageSBT.yyyy-MM.log に変更しました。
※ yyyy:年4桁
※ MM:月2桁

・Syslogプロトコルでの動作ログ送信について logback に対応しました。
– 詳細は、下記マニュアルをご覧ください。

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-「Logstorage Secure Batch Transfer マニュアル」
⇒「6.3. SBT動作ログの送信設定」
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▼ 動作ログ改善

・ファイル送信失敗のログを INFO ⇒ WARN レベルに変更しました。

・フィルタリング情報のログを DEBUG ⇒ INFO レベルに変更しました。

・圧縮送信成功 及び 失敗時のファイルパスを 送信ファイルパス ⇒ 送信圧縮ファイルパス に変更しました。

・送信対象ファイルのフィルタリングにおいて、ファイルの更新日時が取得できない場合、WARNログ を出力するように変更しました。

・送信対象ファイルのフィルタリングにおいて、参照するディレクトリにアクセス権がない場合、ERRORログ を出力するように変更しました。

・一部ログメッセージを変更しました。

▼ 一時ファイル削除処理追加

・SBT起動時に、圧縮したファイルの一時保存先(compressionFileDir)にある送信失敗などで残置したファイルを削除します。

▼ 同梱するJREへの調査コマンド追加

・同梱するJREに「jcmd、jinfo、jmap、jps、jstack、jstat、jstatd、jconsole」コマンドを含む様に変更しました。弊社サポートセンターへの問合せの際、調査用途として利用する場合があります。

▼ TLSバージョンの指定方法をJavaオプションに変更

・従来 java.security に指定していた TLSバージョンを logstorageSBT.bat(.sh)のJavaオプション(-Djdk.tls.client.protocols)に変更しました。

本リリースでは通信可能なバージョンを TLSv1.2 に限定しています。

(∗1) 下記のコミュニティが提供するソフトウェアを指します。

Eclipse Temurin (https://adoptium.net/)

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