・Logstorage Secure Batch Transfer をご利用頂けるOSとして、以下のOSを追加しました。
- Windows Server 2022
- Windows 11
・外部ライブラリを logstorageSBT.jar に含めない構成に変更しました。
・以下、変更後のパッケージ構成です。
—————————————————-${インストールディレクトリ}├ logs/ … 動作ログ出力ディレクトリ├ jre/ … JRE格納ディレクトリ├ license/ … 外部ライブラリライセンス格納ディレクトリ├ lib/ … ライブラリ格納ディレクトリ│ ├ logstorageSBT.jar│ ├ commons-cli-1.5.0.jar│ ├ commons-io-2.11.0.jar│ ├ commons-net-3.6.jar│ ├ jcl-over-slf4j-1.7.35.jar│ ├ log4j-over-slf4j-1.7.35.jar│ ├ logback-classic-1.2.10.jar│ ├ logback-core-1.2.10.jar│ └ slf4j-api-1.7.35.jar│├ logback.xml … 動作ログ用設定ファイル├ logstorageSBT.bat(.sh) … プロセス管理スクリプト└ logstorageSBT.properties … SBT設定ファイル—————————————————-
・OpenJDK 11.0.14.1(build 11.0.14.1+1) をバンドルしました(*1)。
・ロギングライブラリを log4j ⇒ logback に変更しました。
・デフォルト値を以下に変更しました。 – 出力先を SBTインストール直下 ⇒ SBTインストール/logs に変更しました。 – ファイル名を logstorageSBT.log ⇒ logstorageSBT.yyyy-MM.log に変更しました。 ※ yyyy:年4桁 ※ MM:月2桁
・Syslogプロトコルでの動作ログ送信について logback に対応しました。 – 詳細は、下記マニュアルをご覧ください。
—————————————————- -「Logstorage Secure Batch Transfer マニュアル」 ⇒「6.3. SBT動作ログの送信設定」 —————————————————-
・ファイル送信失敗のログを INFO ⇒ WARN レベルに変更しました。
・フィルタリング情報のログを DEBUG ⇒ INFO レベルに変更しました。
・圧縮送信成功 及び 失敗時のファイルパスを 送信ファイルパス ⇒ 送信圧縮ファイルパス に変更しました。
・送信対象ファイルのフィルタリングにおいて、ファイルの更新日時が取得できない場合、WARNログ を出力するように変更しました。
・送信対象ファイルのフィルタリングにおいて、参照するディレクトリにアクセス権がない場合、ERRORログ を出力するように変更しました。
・一部ログメッセージを変更しました。
・SBT起動時に、圧縮したファイルの一時保存先(compressionFileDir)にある送信失敗などで残置したファイルを削除します。
・同梱するJREに「jcmd、jinfo、jmap、jps、jstack、jstat、jstatd、jconsole」コマンドを含む様に変更しました。弊社サポートセンターへの問合せの際、調査用途として利用する場合があります。
・従来 java.security に指定していた TLSバージョンを logstorageSBT.bat(.sh)のJavaオプション(-Djdk.tls.client.protocols)に変更しました。
本リリースでは通信可能なバージョンを TLSv1.2 に限定しています。
(∗1) 下記のコミュニティが提供するソフトウェアを指します。