【2022年9月14日更新】
1. 「基本認証」の廃止については、2022年12月31日に変更されました。2. 「先進認証」についての正式版ドキュメントが2022年9月1日に発行されました。2022年8月31日に出荷を開始したLogstorage Microsoft 365 連携パック Ver. 3.2.0 に対する影響について、ドラフト版と正式版のドキュメントについて、モジュール仕様に影響が発生する差異がないことを確認いたしましたので、8/31リリース分からのモジュール変更はございません。ただし、作業手順には変更が生じますので、2022年9月14日にマニュアルのみ第2版をリリースいたしました。Logstorage Microsoft 365 連携パックで使用するモジュールに割り当てる権限の変更となります。(※2)3. Logstorage Microsoft 365 連携パック Ver. 3.2.0(メッセージ追跡ログ Ver. 2.0.0) にバージョンアップするためには、Logstorage Ver. 7.0.0 以上であることが前提でございます。※1.マイクロソフト社からの案内については、以下のURLをご確認ください。
平素、弊社製品Logstorageをご利用いただき誠にありがとうございます。マイクロソフト社が提供しているパブリック・クラウド・サービスである「Microsoft 365」の一部のサービスについて、2022年9月30日を以て認証方式が変更され、翌日の2022年10月1日より新たな認証方式に移行する(*1)ことがアナウンスされております。認証方式の変更について、弊社製品 Logstorage Microsoft 365 連携パックでは、「メッセージ追跡ログ収集モジュール」のログ収集時の認証処理にて影響を受けることが判明しております。2022年9月30日までは「基本認証」方式により、上記ログ収集時の認証を実施しておりますが、2022年10月1日以後、「先進認証」に変更される、という案内がマイクロソフト社から実施されています。弊社としては、2022年初頭より、認証方式が変更される点についてマイクロソフト社より通知を受け、準備を行ってまいりました。同時に、マイクロソフト社に対して、「先進認証」に関する仕様の開示を依頼してまいりました。2022年6月17日に、「先進認証」に関するドラフト版の仕様を記載したドキュメントが公開されましたが、本文書の公開タイミングである2022年8月31日の時点では、正式な仕様を記載した正式版ドキュメントが公開されていない状況です。
弊社としましては、可能な限り正式版のドキュメントに準じた改修を施した Microsoft 365連携パックをお客様にご提供するため、正式版のドキュメントの公開や、公開時期の調整を行うべく、マイクロソフト社との交渉を進めてまいりましたが、「先進認証」への切り替えまで1ヶ月を切る2022年8月31日に於きましても、正式版のドキュメントが公開されないことから、一旦お客様にドラフト版のドキュメントに準じた Logstorage Microsoft 365連携パック Ver. 3.2.0 をリリース・出荷し、バージョンアップ計画のご参考としていただくこととしました。本日リリース・出荷を開始する Logstorage Microsoft 365連携パック Ver. 3.2.0 に含まれる 「メッセージ追跡ログ収集モジュール」 では、マイクロソフト社から提供されたドラフト版のドキュメントに基づき、「先進認証」を実装し、現在のMicrosoft 365環境にて試験・検証を実施した上でリリース・出荷させていただく物件となります。つきましては、本日以後に「先進認証」に関する正式版のドキュメントがマイクロソフト社から公開され、なおかつ、ドラフト版と正式版の間で仕様に差異が発生している場合、Logstorage Microsoft 365 連携パックについては、上記の差異を吸収した新バージョンをリリースすることがあります。Logstorage Microsoft 365 連携パック Ver. 3.2.0 を一旦インストールされた場合に於かれましては、大変ご不便をお掛けしますが、新バージョンへのバージョンアップを行っていただく必要がある可能性がございます。なお、今後いつ「先進認証」に関する正式版のドキュメントがリリースされるのか、また、ドラフト版と正式版の差異がどの程度のものとなるのかについての情報の開示について、マイクロソフト社と交渉を重ねておりますが、2022年8月31日現在に於きましては、明確な回答をいただくことが出来ておりません。回答が得られ次第、改めてWebサイトにて対応を共有いたします。Logstorage Microsoft 365 連携パックでは「Reporting Web Service Endpoint」を使用しております。
下記URLご確認の際は、「Reporting Web Service Endpoint」をご参考ください。
※2. Azure AD アプリケーション に割り当てる ロールが変更になりました。Assign Azure AD roles to the application
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The supported roles for the applications to access the Reporting Web Service are:
Global Reader
Security Reader
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以前は Global Administrat と Exchange Administrator を設定いただく必要がございました。
マニュアル「6.1.2. ロールの割り当て」の記載内容に影響します。