SecureCube Access Checkとは?
SecureCube Access Checkは、特権アクセス管理に関する機能をエージェントレスで提供する特権ID管理ソリューションです。ID管理やワークフロー、アクセス制御、ログ取得/保管、監査補助など特権アクセス管理を支援するための機能が充実しています。
SecureCube Access Checkが記録するログ
SecureCube Access Checkは、2種類のアクセスログを取得します。種別 | 概要 |
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サマリーログ | いつ、だれが、どの端末から、どの危機へアクセスしたかといった「接続情報」を記録 |
操作ログ | 接続先機器でどのような操作が行われたか、どのファイルが転送されたかなどの「実操作」を記録 |
ログの例
SecureCube Access Checkでは、以下のような情報をログとして出力します。
- グローバル管理者画面の操作履歴
- 管理者画面の操作履歴
- マスタ管理者画面の操作履歴
- ログイン履歴(グローバル管理者、監査者、管理者) など
レポートの例
SecureCube Access Checkのログに関するレポートとして以下のようなものがあります。
- アクセス申請一覧
- アクセス申請時間超過アクセス履歴
- アクセス申請機能による規制履歴 など
SecureCube Access Checkが記録したログの活用をサポートする「Logstorage」
SecureCube Access Checkは単体でも非常に有益ですが、統合ログ管理システムの「Logstorage」を併用することで、より効果的にログを活用できる場合があります。Logstorageは、サーバやネットワーク機器など、企業内の情報システムから出力される大量のログデータを迅速・確実に収集し、安全に保管する純国産システムです。
2002年の販売開始以来、ログデータの収集・保管や分析・アラート出力を可能にする製品として、内部統制・情報漏洩・情報セキュリティ対策・システム障害対策・監査要件対応などの目的に応え続け、先進企業や官公庁など5,500社を超える導入実績をもち、統合ログ分野のデファクトスタンダードとなっている製品です。

【収集】テキスト形式で出力されるログは、すべて収集可能です。別途syslogサーバも不要です。
【保管】最大1/10に圧縮し、暗号化することで安全に保管できます。改ざんされた場合の検知も可能です。
【検知】システムの異常や不正処理をリアルタイムに捉え、シナリオに基づいてアラートの出力が可能です。
【分析】グラフィカルなUIで、クリック操作で直感的に、検索・集計・レポート操作が可能です。
Logstorageは、ログの自動収集や圧縮保管、レポート出力などログ管理をする上で欠かせない機能が充実しています。そして、オプション製品である「Logstorage Access Check 連携パック」を利用することで、SecureCube Access Checkが出力するログを収集できるようになります。
その結果、以下のようなことを実現できます。できること | 概要 |
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レポーティング業務の効率化 | Logstorage Access Check連携パックでは、 SecureCube Access Checkのレポートテンプレートをご用意しています。 また、独自のレポートを作成することも可能です。 それらのレポートを日次/週次/月次のタイミングで自動出力できるため、 監査対応や運用業務などのレポーティング業務を効率的に実施できます。 |
データベース不要で ログを長期保管 | ログは膨大な量になりやすく、その保管は頭の痛い問題です。 Logstorageは、独自開発したログ専用のデータベース「LogDB」を内部で使用しており、 外部にRDBMSを必要としません。 また、ログの圧縮保管やアーカイブ化、暗号化など安全に長期保持するための機能が充実しています。 |
他システムのログと統合 | 異なるフォーマットを持つ様々なシステム/機器のログの違いを吸収し、統合的に扱う事が可能です。 例えば、「Secure Cube Access Checkで記録されたアクセスログ」と 「入退室管理システム、クライアントPC操作などのログ」を統合し、 ITシステム上でのユーザ行動やファイル・データの流れを把握することができます。 |
Logstorageと連携パックの詳細は、以下をご覧ください。
>>Logstorage Access Check 連携パックの詳細はこちら
>>Logstorage製品ページはこちら
商標表示について
SecureCube Access Checkは、株式会社野村総合研究所の登録商標です。